信玄石盤工房について
古の美を現代に甦らせる、信玄石盤工房の技
文化財の復原で最も重要なのは、単に修復するというだけでなく、当時の素材や施工法を忠実に再現することです。これには技術はもちろんのこと、建築物を見て、どの時代のどんな施工法かを見抜く知識と目利きが欠かせません。また、信玄石盤工房ではこれまで数多くの修復現場に携わるなかで、さまざまな時代の国産スレートをストックしており、それを建築物に応じて使用できるという点では、他に類を見ません。

佐々木信平
国選定保存技術保持者
昭和22年生まれ。15歳で大工に師事。37歳で東京の会社に就職し、スレート屋根施工を専門とする職人として、数々の文化財修復を手がける。平成17年に国選定保存技術保持者として選定された。天然スレートの分野では国唯一の保持者である。
代表挨拶
信玄石盤工房は、天然スレートの国内三大産地の一つである、宮城県登米市に工房を構えています。
天然スレートは岩石そのものを加工するため、工業製品にはない質感があります。さらに、風化も色褪せもしないため、一度施工すれば120年はもちます。日々文化財修復に携わっていると、年代を重ねた「本物」だけが醸し出す美しさは明らかです。職人として、次世代にまで残るものを手がける誇りと責任感をもって、日々精進しています。
天然スレートの技術者も今では少なくなりました。先人たちが残したこの技術と建築文化を後世に伝え残していくのも使命だと感じています。天然スレートの工事、修復なら、ぜひ信玄石盤工房にご相談ください。
施工実績
天然スレートとは
天然スレートとは、玄昌石という天然の岩石のことを言います。
薄い板状に割れる性質があり、古くからヨーロッパでは建築材として用いられてきました。無塗装のままで美しい質感を持ち、耐火性、耐水性に優れていることから屋根材に適しています。岩石そのものが数億年かけて形成されたものであるため、割れない限りは半永久的に使用することができます。葺き替えや再利用も可能であるため、環境にも優しい素材であると言えます。日本では明治期よりその高級感、重厚感から重用され、多くの文化財や有名建築でその姿を見ることができます。
国内では、宮城県石巻市雄勝町、宮城県登米市登米町、岩手県陸前高田市矢作町が天然スレートの三大産地となっており、産地周辺では、現在でも多くの天然スレート葺きの民家が残っています。しかし、現在では国内で新たな産出はされておらず、また加工には熟練した技術が必要であることから、より安定的に供給でき、施工も容易な人工スレート(セメントに繊維素材を混ぜ込み、板状に加工したもの)が一般的になっています。
天然スレートは希少性の高いものとなっていますが、天然素材ならではの風合いや、屋根や壁に施工された際のデザイン性の高さから、非常に人気の高い素材です。
著作案内

会社案内
屋号 | 信玄石盤工房 |
---|---|
住所 | 本社:〒986-0851 宮城県石巻市貞山5丁目9-18 登米営業所:〒987-0355 宮城県登米市豊里町後沢田52-2 |
連絡先 | 本社:TEL/FAX 0225-96-9791 登米営業所:090-6625-9206(担当佐々木) |
創業 | 2009年 |
事業内容 | 天然スレート工事、文化財修復、瓦工事 |
本社住所:〒986-0851 宮城県石巻市貞山5丁目9-18
登米営業所住所:〒987-0355 宮城県登米市豊里町後沢田52-2
会社案内
屋号
信玄石盤工房
住所
本社:〒986-0851
宮城県石巻市貞山5丁目9-18
登米営業所
〒987-0355
宮城県登米市豊里町後沢田52-2
連絡先
本社:TEL/FAX 0225-96-9791
登米営業所
090-6625-9206(担当佐々木)
創業
2009年
事業内容
天然スレート工事、文化財修復、
瓦工事
本社住所:〒986-0851 宮城県石巻市貞山5丁目9-18
登米営業所住所:〒987-0355 宮城県登米市豊里町後沢田52-2
天然スレートや瓦の雨漏りでお困りではありませんか。
信玄石盤工房では雨漏りの原因を探し、責任を持って修繕します。
天井のシミや部屋の雨漏りは、水が落ちてきたところが原因とは限りません。屋根には傾きがあるので、垂木に伝わって、部屋の天井や照明器具、壁に漏れてきます。大切なのは雨漏りの原因を探して、適切な対処をすることです。信玄石盤工房では、外観確認だけでなく、天井裏からも確認し、雨漏りの原因を探して修繕します。
また、信玄石盤工房では極力ブルーシートではなく、粘着性シートを使用しています。粘着性シートは1年以上置いても風に飛ばされず、破れることもないので、修理中の雨漏りを防げます。地震や台風による被害で、修繕に時間がかかる場合にも、まずは雨漏りを防いでから対応いたしますのでご安心ください。
屋根が古いものだからといって諦めずにまずはお気軽にご相談ください。